名古屋市東山動物園で撮影した写真を掲載しています。
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派手な色で危ないぞ、食うなよってメッセージを送っている。

ヤドクガエル - Wikipedia
ヤドクガエル - Wikipedia
ヤドクガエル(矢毒蛙)は、ヤドクガエル科(Dendrobatidae)に属するカエルの総称。
すべてが南アメリカに分布し、低地の熱帯雨林から高山の雲霧林まで多くの種類が産する。体長は数cmほどの小型のカエルだが、皮膚に毒をもつ。派手な色彩の体色をもつことでも知られており、これは毒をもつことを周囲の動物に知らせる警戒色と考えられている。
また、同じヤドクガエル科でも、種類によって繁殖形態が多様化しているのも特徴である。ふつうのカエルのように水たまり、沼、川などに産卵するものもいるが、木のうろや着生植物の葉の間などのわずかな水に産卵するものもいる。このような狭い水環境では幼生(オタマジャクシ)の食べる餌にも事欠いてしまうが、幼生が餌を摂らずにカエルまで成長するもの、メスが産む無精卵を食べて成長するもの、親が卵や幼生を背負って適した水場まで移動するものなど、幼生を成長させるための様々な適応が見られる。
かつて先住民がこの蛙の毒を矢に塗って狩猟等に用いたこともあり、和名はこれに由来する。ヤドクガエルの毒はアリを捕食する際に取り入れられるもので、毒を持った餌を与えない養殖個体には毒がない。
毒はアルカロイド系の神経毒で、20μgで人間の大人を死に至らしめるという、生物が持つ毒ではパリトキシンに次いで危険とされるバトラコトキシンのほか、ヒストリオニコトキシン、プミリオトキシンなどを持つものがある。
特にバトラコトキシンを備えるフキヤガエル属の3種は最も危険とされ、モウドクフキヤガエル Phyllobates terribilis(皮膚に絶えず毒素を分泌していおり、触ることも危険)、ココエフキヤガエル(ココイヤドクガエル) Phyllobates aurotaenia、アシグロフキヤガエル(ヒイロフキヤガエル) Phyllobates bicolorはこの順に毒が強く、命に関わることもある。ただしこれ以外の種ではそこまで強い毒を持つものは少なく、毒がないものもある。
1990年に、ニューギニア島に生息するピトフーイ(ズグロモリモズ)という鳥類の皮膚にもバトラコトキシンが含まれていることが明らかになった。この鳥類の毒もヤドクガエル類のものと同様捕食物に関係があるのではないかと考えられている。
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